2011-01-01から1年間の記事一覧

藤城清治が影絵で描いた夏の夜空

毎年、影絵作家、藤城清治の影絵によるカレンダーを購入している。 7月8月は「竿燈祭り」という題だ。 長い竿に、しなるほどたくさんの提灯が灯り、これを法被姿の威勢の良い人たちが、肩で持ったり、腰だめで支えたりしている。 背景には明かりのついたビル…

夏の虫たちだいじょうぶかな

今日は、ミンミンゼミがどこかで鳴いていた。昨日の夜は、鳴く虫がぎーぎー言っていた。一昨日は、郊外でアゲハ蝶、トンボいろいろを見た。 でも、何となく虫たちは元気がないかな。だいじょうぶかな。

どうも疲れやすいなあ

涼しくなって体は楽なはずなのに、どうもすぐに疲れてしまう。 いよいよ、糖尿病が出てきたかな。 近々、自治体の、いわゆるメタボ検診だから、いろいろとはっきりするだろう。 やりたいこと、というか書きたいことが、全然進まないなあ。

すばらしいお月様だった

毎日毎日、原稿整理に追われるという、誠にありがたい1週間で、これはまだしばらく続くのだが、気がつくと、このブログも1週間空いてしまった。 先週末からは、本当にすばらしいお月様だった。 金曜日は、玄関を出るとすぐ目の前に、まん丸のまっ黄色のお月…

ゆっくりにしか歩けない

どちらかというと、用事があって歩いている時には、人よりも歩くのは早い方だと思っているが、今日、午後から長時間の打ち合わせを終わって外へ出てみたら、ゆっくりにしか歩けない。 早く歩こうという気力もない。といって、疲れ切って気分が悪いというわけ…

腸も不調

尿管結石の激痛が長く続き、のたうち回ったせいか、腸も不調になったようで、ずっと胃部膨満感があって苦しかった。 結石はたぶん、今朝までには溶けて流れたように思う。溶けて流れりゃ皆同じ。 ただ、お腹が張って、体を動かすと痛かったのが、ガスが出始…

尿管結石の激痛にのたうつ

月曜の朝、いつものように起きようとすると、腹部に何やら違和感を憶えた。 これまでに3回ほど発症した尿管結石の発作に近いと感じた。そうなると、この後ですぐに堪え難い痛みが来ることは分かっている。 これまでは、発作から30分ほどでだいたい収まってし…

『東京の三十年』(田山花袋)

昼間の暑気に打たれて、蒲団にごろ寝し、枕元にあった『新修 日本文学史 改訂版』(京都書房 1980年改訂版4刷)を見たら、田山花袋の『田舎教師』の項に、「舞台は埼玉県の利根川べりの行田あたりで、地方色がよく描かれているいる小説である。藤村の随筆『…

熱々のミミズ

図書館へ行こうと、13時過ぎに炎天下を歩いていたら、アスファルトの上で10cmほどの長さのミミズがのたくっていた。 雨の後は、地面からミミズがはい出してくるが、このカラカラの路上で、これはどうしたことだろう。 家の近くでミミズを見つけたら、カメの…

カメが産卵した、ようだ

ベランダのクサガメの水槽に、油滴が浮いていた。 よく見ると、卵の殻らしきものの破片もいくつか見える。 どうやら、今年も産卵し、そしてその卵を私は採取し損なったようだ。 今年はまた、採取して、食べてみたかったのだが。 http://iwama.books.officeli…

66回目の沖縄慰霊の日

6月23日は、66回目になる「沖縄慰霊の日」であった。 1945年8月15日に戦争は終わるが、東京が暑気甚だしかったその時から2カ月ほど前に、沖縄での戦争が実質的に終息した。 先日、23日の木曜日、珍しく早起きをして新聞を読んでいて、その日があの日であるこ…

忙中演奏あり大酒あり

相変わらず、ありがたいことに、仕事もまずまず忙しい中、日曜日に演奏の舞台に立った。 私が所属する世田谷区民吹奏楽団も参加した「世田谷区音楽三昧」というコンサートだ。 演奏は無事に終わり、聴衆の皆様からの評判も良くてホッとした。 演奏の後、打ち…

昼ご飯はラグ麺

お昼は、羊肉、ピーマン、トマトに手打ちうどんのウイグル料理、ラグ麺を作って食べた。 やっぱり、これ食うと元気が出る。

カメムシの匂いのする葉

武田百合子『犬が星見た』(中央公論社)には、食事の品書きが克明に記されている。 その中にこんなのがあった。 「トマトときゅうりの薄切り、その上に香菜(これはパセリの代わりみたいなもの。くさがめ虫の匂いがする葉)」 もちろん、中国語でいうところ…

ああ旅愁の中央アジア

武田百合子の『犬が星見た』(中央公論社)を読んでいたら、もう無性に、中央アジアを旅したくなった。 この作品はソ連の旅行記で、中央アジアのタシケントやサマルカンドまで足を伸ばしている。飛行機から天山山脈を見て、山脈の向こう側にタクラマカン砂漠…

ユーフォニアムのリサイタル

日曜の午後、世界的なユーフォニアム奏者である斎藤充さんのリサイタルを聴いた。 斎藤さんには、私が所属している世田谷区民吹奏楽団で指導をしていただいているが、この日は、一人の聴衆として、心行くまで、すばらしい演奏を堪能した。 音楽だとか、表現…

1989年中国の戒厳令と映画『孫文』(1986年中国)

1989年5月19日頃だろうか、旧友のIと一緒に銀座で映画『孫文』を観ていた。観る前だったか、観た直後だったかに、中国で戒厳令が布告されたと聞き、観ていた映画の歴史背景と思い合わせ、驚いた。 この時、北京には私の大学の友人が2人も留学していたが、あ…

節電の美名のもとにバリアフリーを止めちゃあいけねえ

ここんとこ、ようやく駅のエスカレーターが動き出したけど、ちょっと前までは、お年寄りだとか、けが人だとか、体が不自由な人だとかは、相当に往生して不自由だったに違いない。 節電はけっこうだけど、停電しているわけじゃないんだから、しかも、遊興や商…

信州の街道沿いの中華料理店

先日、信州のとある街道を車で走っていて(助手席で)、考えた。 こうした道には、所々に中華料理店というかラーメン屋さんというか、がある。だいぶ古びた店や、だいぶ前に閉店してしまったらしい店もある。 こういう場所で、長くおなじみになってもらえる…

タイ米5キロを持って帰った

必要があって、打ち合わせの帰りに、限りなく新大久保に近い新宿で、タイ産の長粒米5キロを購入し、新宿まで歩き電車に乗って、家まで持ち帰った。 この他に、ココナツミルクの缶詰、ナンプラーの大ビン、ピータン10個、ザーサイなど。もちろん仕事の道具も…

頭の上をかすめていった雀のことや夜霧のことや立ち食いそばのことやクサガメのことなどなど

このひと月あまり、仕事が重なってしまって、このいわゆるブログも、すっかり間があいてしまった。 仕事は、先週1つ校了して終わったけど、まだまだ追いつかない。ありがたいことなのはもちろんだけれども、忙しい。 浅草を歩いていたら空気を切って私の頭の…

最果ての雪の街を旅した夢

列車に乗っていると、窓の外に、綿のような雪が降り続いている。本当に綿菓子をちぎったような雪。やっぱりこんなに北国まで来ると、雪も違うんだな。 そのローカル線の終点で降りて、宿に泊まることにする。宿といってもプレハブのバンガローのような所で、…

脳みそが糠みそになる頃

ぜんぜんブログを書いていない。 突如、忙しくなったからだ。 理由は分からない。けれども、ありがたいことだ。 けれどもけれども、脳みそが糠みそになる。

桜もち食いそこなって柏もち

桜もちが大好きで、道明寺じゃあなくって、焼いた桜もちが大好きで、春の楽しみなんだが、気がつくと、柏もちの季節になってた。 向島へ行って、長命寺の桜もちを買ってくりゃあ、いつでも食えるんだけど。 毎年おんなしような思いをしてる。だいたい、桜も…

500ワット電気哲学

ずっと前からこんなことを考えている。「500ワット電気哲学」。 今まで家庭で、1000ワットの電気を使うことができたのに、ある時から500ワットしか使えなくなったらどうするか。 1、今までの電化製品を500ワットでも使えるように、技術開発をする。これは、…

裁判も受けさせずに外国人を勝手に殺害しても良いのか

オサマ(ウサマとも)・ビンラーディン氏がアメリカ軍の手によって、パキスタン国内で殺害された、という報道に接した。 ビンラーディン氏はアメリカ人ではないようだ。サウジアラビアかイエメンか、いずれか中東のどこかの国籍を持っているのだろう。少なく…

アサリは生きている

スーパーに行ったら、アサリの見切り品が売られていた。半値以下だ。 なるほど見ると、それぞれのパックの中には、やや口を開いているものもある。 しかし、これらの多くはまだ死んでしまっているわけではない。塩水に浸けてやればずいぶんと元気になる。 そ…

「私は元気をもらった」などと軽薄なことは言いたくない

先日、相次いで、旧友と会った。大学時代と、中高時代の友人で、それぞれ別個に会った。 二人とも、仕事などの関係で東京を離れていたのが、一時的に上京しての再会であった。 二人とも、それぞれに事情があって疲労しているはずであったが、疲労していたの…

1966年のヘップ

浅草で打ち合わせのために待ち合わせをしていた。目の前にひどく古びた靴屋さんがあった。いや、靴の問屋さんだろうか。古びているけれども営業中で、店先では靴の箱の山を積み降ろししている。 看板を見ると、ほとんど消えかかった字で「ヘップ」と書いてあ…

虹が出た!

昨日の東京は大荒れの天気だったが、夕方に少し陽が射した。家の窓から見ると、陽が射したけれども、雨も降っていた。 私はすぐに陽が射している方向を確かめ、陽を背にして見る空の方角が、玄関を出た廊下にあることを知ると、飛び出した。 そして目の前に…