2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

警官にはさまれて小用

昨日、打ち合わせで霞ヶ関の官庁街に行った。随分前に水産庁に来たことがあったが、用事がなければ、地下鉄で乗り換えたり通過したりするだけで、私にはなあまりなじみのない場所である。 駅のトイレで小用を足していたら、私の両側の便器にそれぞれ、制服の…

名水のうまさ

先日、箱根の麓に位置する瀧を見に行き、そこの湧水を飲んだ。名水とされているそうだが、本当にうまかった。 家で飲んでいる、大メーカーの廉価の水は、まったく味がなく、何とも気の抜けたような飲み心地だが、この瀧の湧水は、味があってずっしりと飲みご…

昭和の飲食店の閉店相次ぐ

昭和40年代に開店した、地域の個人商店、とりわけ飲食店の閉店がここ最近身近で相次いでいる。 私は想像する。昭和30年代に地方から集団就職で上京し、それぞれが働きながら修行し、頑張って自分の店を持つ。最初は苦しいけれども、結婚し、子どももでき、高…

ツバメの子

この季節、住宅街を歩く時には、軒下などに鳥のフンがいっぱい落ちていたら、その上を見上げるようにしている。 今日も、ある建物のガレージの内側にいっぱいフンが堆積していたので、上の方を見てみると、意外に低い位置にツバメの巣があって、ツバメの子ど…

自由な大人と粗野な大人

ロッカー(ロック音楽奏者)である父親と家族との触れ合いそして成長を描いたという、ゴールデンタイムのドラマが、低視聴率を理由に打ち切りになるそうだ。 昔から、大人になっても自由な発想と生き方を貫いている人と、大人になったのに粗野で無邪気な人を…

映画『金環食』

映画『金環食』は、1975年に、石川達三の小説を山本薩夫監督が映画化したもので、ビデオでは何回も観た。 昭和30年代後半からの高度経済成長期、国土“開発”の名のもとに行われるダム建設に絡んで、建設会社、官僚、与党政治家らによる贈収賄事件を、細かくリ…

旧友が鎌倉辺に転居して

東京周辺からしばらく離れていた旧友が、鎌倉辺に引っ越して来た。 彼は一人暮らしでもあり、引っ越し祝いのつもりで、一升瓶を持参した。といっても、自分も一緒にその場で飲むつもりもあって。 その酒は、これまで私が飲んだ中でいちばんうまいと思ってい…

ついにホームページが閲覧できなくなりました

私のホームページがついに閲覧できなくなり、消滅しました。 これまでご覧いただいた方には、あらためてお礼を申し上げます。 いつの日か、リニューアルを遂げた暁には、ぜひまたご覧いただければありがたく存じます。

なめくじ艦隊

家の中にどこからかナメクジが潜入してきた。 カメの餌にしようと思ったが、その前に観察してみた。 まさに殻のないカタツムリ。体は透き通っていて、かすかに模様がある。手の上を這わせてみると、ぬらぬらした粘液を残す。片方(右だったか)に小さな穴が…

日本国にはいろいろな深い文化が存在している

最近、あらためて網野善彦の著書を読んだら(網野氏は2004年に亡くなった歴史学者で、その歴史観は、映画『もののけ姫』(宮崎駿監督)に大きな示唆を与えたと言われている。私もあの映画とその著書を見てそう思う)、日本には多様な文化があることが今さら…

ホームページにまだアクセスできております

私のホームページは、サイト提供者側の都合によりまして、4月末で閉鎖され、それを機会に私の方でリニューアルすることを考えておりましたが、どうしたわけか、まだアクセスできる状況であります。 5月に入りまして、当初、バグが出たこともありましたが、現…

「原発やめますかそれとも…」

昔「覚せい剤やめますか、それとも人間やめますか」という啓発CMのコピーが話題を呼んだ。 原子力による発電は、やめてしまうと、電力不足、日本経済の停滞、原発地元の産業の停滞をもたらすなどといった理由で、運転再開を求めている人がいる。 以前は、こ…

里山縦走

昼過ぎから夕刻まで、休憩を入れて5時間ほど、近くの里山を歩いた。 舗装道路、畑、農家、山道、尾根道、うっそうとした森、新緑、大木、道祖神、神社、祠、みかん畑、おたまじゃくし、水すまし、川、水草、外来生物、湧き水、かわせみ、橋、水を入れたばか…

今日は雨の弓

昨日は雷様で、今日は雨の弓、虹を見た。 私は比較的よく虹を見る方だと思う。なぜなら、雨降りなのに少しでも太陽が出たら、必ず太陽を背にして空を見るからだ。晴れているのに雨が降ってきても、もちろん同じだ。 子どもの頃に、そうすると虹を見ることが…

ピカピカゴロゴロ

昼過ぎだったか、遠雷が聞こえ始めて、あ、来るかなと思っていたら、これまで感じたことのないような閃光で窓の外が真っ白になって、あ、こりゃあすごいぞと思っていたら、凄まじい雷鳴で家が揺れた。 その後、停電もあって、とにかくパソコンの電源を落とし…

家庭菜園を始めた

初めて、家庭菜園というものをやり始めた。 庭の一隅に、トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、それにゴーヤの苗を植えた。 先日は、近所の裏山に、支柱にするための細い竹や笹を拾いに行った。20本近いそれを束ねるとなかなかの重さになったが、それを肩に担…

『ある映画監督の生涯 溝口健二の記録』を観た

『ある映画監督の生涯 溝口健二の記録』(1975年 新藤兼人監督)という映画を渋谷で観た。 溝口健二は、小津安二郎や黒澤明と並ぶ、とりわけ海外で非常に評価の高い映画監督とされている。戦前の大正末期から撮っていて、1956年に58歳で亡くなっている。 溝…

大きくて明るいお月さま

午後、ものすごい雨が、雷とともに降ってきて、そこに雹(ひょう)が混じった。それから、虹が出た。 そして、今宵のお月さまは、まあ何と大きくて明るいことか。 隣家の瓦屋根が、照らされて煌々と光っている。 もし、提灯をつけて夜道を歩いていたら、この…

黄昏時の鉄道信号

春と、秋もそうかも知れないが、空気が湿った黄昏時は、空の色がものすごく深い青灰色をしている。 そんな時、鉄道の信号灯を見ると、あまりの美しさに吃驚して、それからため息が出て、力が抜けていく。 朱色がかった赤、緑がかった青、橙色がかった黄。 プ…

上諏訪駅近くの立ち食いそばを食って巣鴨駅近くの「スタンドそば」を思い出す

連休の前半、信州の親の隠居所へ行く小旅行は、いつものように鈍行で東海道線、飯田線、中央線の旅をした。 帰途、中央線の上諏訪駅で乗り換えついでに、やはりいつものように立ち食いそばでも食おうかと思った。しかし、駅の構内にはない。売店の店員に聞い…