2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今日はあられが降った

午後3時半頃、湘南のこの一帯にあられが降った。 西の空はやや赤かったけれども明るく、それが手前の方は黒い雲があって、パラパラと白いものが降ってきた。大粒だけれど重量感があって、これがあられというものだと思った。庭も白くなった。 前にもひょうが…

へりくだって相手を讃えるという文化

自分や自分の身内あるいは所属している社会をのことをへりくだって(謙遜して)、時には、もうこれ以上に愚かなものはない、とばかりにへりくだって相手のことを讃える。相手は、へりくだった事柄について辛抱強く否定し、そのうえで逆に相手を讃える。 こう…

87歳の男の方と立ち話

街で高齢の男性に声を掛けられた。その方は87歳になるという。 そして、問わず語りにいろいろなことをお話ししてくださった。 生まれ故郷の舞鶴の浜で遊んだ遠い子どもの頃こと、砂が鳴る浜であったこと、その浜で走って転んでじょうぶな体になったこと。 父…

古くさくて味わいが深くて哀切があるトランペットの音

最近は、CDやネットなどで昔のアニメソングやヒーローもの主題歌の演奏の一端を聴くことができる。 そういうものを聴いて思うことがいくつかある。 よく憶えている曲は、今聴くと非常に楽曲としてすぐれており、また、個性的なものが多い。アレンジも凝って…

胃液が逆流してきた

先日、ちょっと暴食したら、といっても疲れて帰って来て、晩飯は脂っこいものを食べたけれども、早い時間だったので小腹が空いて、遅い時間に揚げ物を食ったのだけれど、しばらくしたら気持ちの悪いげっぷが上がってきて、喉がいがらっぽくなった。いや、い…

昭和26年の新聞紙が出てきた

古いタンスを処分したら、中に敷いていた新聞紙が、昭和26(1951)年4月1日付けの毎日新聞(大阪発行版)であった。 1面のトップは「講話草案・送付終る」「ソ連大使にも手交 対立は明白化せん」とあり、連合国の対日平和草案を巡っての、米国とソ連の対立に…

シリーズ「電車で業」7-読書の同好の士を見た

電車の中で、取り憑かれたように携帯メールやゲームをやっている人を見ると、哀しい気持ちになるのだが、“紙”の本を読んでいる人を見ると、少しうれしくなる。 そういう人が近くにいるとつい、何の本を読んでいるのか覗き込んでみたくなるが、読書の秘密を侵…

『マレーの虎 ハリマオ伝説』

知人の旧日本海軍軍政史研究者が『マレーの虎 ハリマオ伝説』(中野不二男著 文春文庫 1994年)という本を貸してくれたので、読んでいる。 本の中身はおもしろく、著者は戦後(1950年)生まれながら、よく調べて詳しく書いているし、叙述もなかなか巧みであ…

シリーズ「電車で業」6ー花を持って電車に乗って

お世話になっている事務所が移転し、今日打ち合わせに行くことになったので、お祝いに花を持って行った。 私の地元の花屋さんでアレンジメントを作ってもらって、ラッピングされて紙袋入ったそれを持って、東海道線に乗って膝に抱え、イスに座った。 花は冷…

シリーズ「電車で業」5ー東海道線小田原行き最終電車でもよおして地獄を見た

久しぶりに旧知の店で飲んで、飲み過ぎて、新橋駅から東海道線小田原行き最終電車に乗った。 乗る前に、こりゃあまずいことになるのではないかな、と予測して、駅員にトイレのある車両の停車位置を教えてもらい、その車両に乗った。 しかし、身動きもできな…

女性の清掃作業員が清掃中の男性用トイレを使用することについて

今日12日の朝日新聞の投書「声」欄に、「元気もらった明るいあいさつ」と題して、駅の男性用トイレを清掃中の女性清掃員が、元気よく挨拶をしてくれたことに「地味で人から好かれない職場で、あのように明るく元気のよい振る舞いがどうしたらできるのだろう…

ハスにハンペンにイモこいつを出汁をきかせて辛口で

年明けからメールが不調で、今日やっと開通した。 さて、先代の三笑亭可楽の十八番「らくだ」の中に、「酒を三升、肴はハスにハンペンにイモ、こいつを出汁をきかせて辛口で丼に二杯くらい、飯を食いたいってえ奴がいるといけねえから二升くらい炊いて、持っ…

明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます。 今年は辰年。私は辰年生まれの年男。 良い年になりますように。