2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

脳と心 〜発達障害者の物語 序の7 発達障害と反対の発達障害〜

発達障害の特徴的な症状として、コミュニケーション能力の問題がよく話題になる。人の気持ちが分からない、その場の空気を察知することができない、自分が人からどう見られているかを考えられない、などなど、学校、職場、趣味の集まりの場などでも、このあ…

脳と心 〜発達障害者の物語 序の6 自分の親が発達障害だったら〜

太宰治の『人間失格』の「第一の手記」に、主人公が子どもの頃のことが書いてある。父親が出張で買ってくる子どもへの土産について、主人公は本が欲しいが、父はもっと“子どもらしい”獅子舞のおもちゃを買い与えたいと考えている。主人公は獅子舞のおもちゃ…