夜明けの激痛

 昨日、夕方になってだいぶ収まってきた痛風の痛みだったが、今日の明け方になって、激痛が襲ってきて、目が覚めた。
 それまでの痛みに比べても猛烈で、じっとしていても激烈な痛みだ。
 私は、少し前の尿管結石の時の座薬があるのを思い出した。寝室から階下にゆっくりと降り、黎明近い仕事部屋に行き、パジャマと下着を降ろして、しゃがんで座薬を入れた。
 尿管結石の時、自分で何回か座薬挿入をしたので、だいぶ手慣れていた。
 使った薬は、この痛風のために処方されたものではないし、冷暗所保存が必要だったものだが、引っ越し前後には高温にさらされたので、本当は破棄すべきものではあった。
 だから、本当は、こうした使い方をしてはいけない。あくまでの緊急の措置であった。今後は慎まなくてはならない。
 私の体は、消炎鎮痛薬はあまり効かず、この座薬も、相当に強いものだが、劇的に効くという感じではなかった。しかし、その後は眠れたので助かった。
 明日は、打ち合わせで歩き回らなくてはならない。果たしてどうなることか。