忙中観劇ありで歌舞伎を観た

 先日、歌舞伎を観た。歌舞伎関係者の後輩に誘ってもらって、新橋演舞場で「寿式三番叟」「実盛物語」「浮世柄比翼稲妻」を堪能した。
 
 歌舞伎は15年くらい前に一度だけ観たことがある。「勧進帳」を歌舞伎座の3階の一番後ろから観たので、花道は半分も見えず、したがってあの有名な六方もほんの少し見えただけだった。
 
 今回は、1階の前の方で、隅から隅まで見ることができた。平日だったので客の大半は女性だったが、若い人も意外に多かったのには驚いた。
 
 あの華やかさは、もう絶対に劇場でなければ味わえないものだ。そのうち、幕間にぜいたくな弁当などを食いながら、朝から晩まで観てみたい。