『神々の深き欲望』『江分利満氏の優雅な生活』忙中だけれど映画も観た

 まず、池袋の新文芸座で『神々の深き欲望』(監督 今村昌平、1968年)。これは観たい思っていたが、機会を逸していたもの。ちょうど私のホームページの随筆『4日間の沖縄滞在記』http://iwama.books.officelive.com/okinawa05.aspx/
を書いた後だったが、偶然にも映画の内容とも合っているところが多くて驚いた。
 
 そしてもう1本は、銀座シネパトスで『江分利満氏の優雅な生活』(監督 岡本喜八、1963年)。これは昨年亡くなった小林桂樹を偲んでの企画上映だ。
 
 『江分利満氏の優雅な生活』は、『生きる』(監督 黒澤明、1952年)と並んで、私の最も好きな映画だ。これについての随筆を書こうと思っているが、とても難しい。どうやって書こうか、もう1カ月以上、ずっと考えている。前に書いた『生きる』についてのものも、納得いかないので、書き直したい。
 
 私は映画が本当に好きで好きで、その中でも好きな2つの作品で、いっそう難しい。