ベランダ野菜

 日曜日は、私が所属している世田谷区民吹奏楽団の本番があった。行進曲「双頭の鷲の旗のもとに」「旧友」、それに「クシコスポスト」「トランペット吹きの休日」さらに、双子の歌手「ドリーミング」さんをゲストに迎えてのアンパンマンの曲など、披露した。
  
私の担当楽器であるユーフォニアムは、行進曲となると吹くところが多く、疲労した。しかし、おかげさまで演奏会は好評で、心地よい疲れであった。
 
 家に帰って来ると、1冊のムック本が届いていた。先日、大急ぎで書いた原稿がもう印刷され発行されたのだ
 
 「今日からはじめるベランダ野菜」(えい出版社)で、この中の、伝統野菜の記事などを取材・執筆した。この記事では、家庭菜園の愛好家なら知る人ぞ知る、「固定種」野菜の種だけを扱う種苗店「野口種苗研究所」の野口勲さんにお話しをうかがった。
 
 手塚治虫の「火の鳥」の担当編集者から、家業を継いで種屋さんになったという方で、非常に情熱的で強い信念をお持ちの方だ。
 
 趣味でも仕事でも、実にいろいろな方たちと知己を得ることがあり、これは本当にありがたいことだと思っている。