調布市名誉市民水木しげる展

 25年前、水木しげる先生のエッセイ集『ねぼけ人生』のおそらく初版本を読み、そのおもしろさに、びっくりした。
 
 15年前、私が住んでいる調布市に転居してくる時、そういえば水木先生も、長年調布市に住んでいらっしゃることを思い出して、びっくりした。
 
 8年前、中央道の調布インターを降りたあたりで、片手でさっそうと自転車に乗っている水木先生を目撃して、びっくりした。
 
 6年前、江戸東京博物館で「大(Oh!)水木しげる展」があり、先生の若い頃の絵画作品を観て、そのすばらしさに、びっくりした。
 
 5年前、近所の布田天神社の骨董市の日に、この神社の近くで水木先生を目撃し、先生はおそらく何か骨董品を購なわれたのであろう包みを持っていらして、私は後ろから追い掛けて行き、斜め前に回って「先生、お散歩ですか」と聞いたら、先生は私の顔をご覧になったまま20秒くらいじっとしていて、それらか「ふわっ」とおっしゃったので、私がさっと横にどいたら、そのまま歩いて行かれたので、私は感激して、びっくりした。
 
 本日、調布市主催の「名誉市民水木しげる展」
   http://mizukisan.tamaliver.jp/
を見に行き、表現とは何ぞや、ということを考えようとしたら腹が減ったので、調布市役所の中の食堂で、私は少食であるのに味噌ラーメンとカツカレーをいっぺんに食ったら、急に何も考えられなくなってしまったので、びっくりした。