12月8日という日

 12月8日が日米の開戦記念日で、そんなことを書こうと思っていたら、こんなに日が過ぎてしまった。
 日本人には、忘れてはならない、戦争に関する日がある。
 9月18日、7月7日、12月8日、3月10日、6月23日、8月6日、8月9日、8月15日、などなど。
 それぞれ、柳条湖事件満州事変)、盧溝橋事件(日中開戦)、日米開戦、東京大空襲沖縄戦終結、広島原爆投下、長崎原爆投下とソ連侵攻、終戦
 ここのところ、戦争に関するすばらしい本を続けて読んだ。
 「ある科学者の戦中日記」(富塚清著 中公新書 1976年)、「私の昭和史」(加藤周一編 岩波新書 1988年)、「収容所から来た遺書」(辺見じゅん著 文芸春秋 1989年)、「暮らしの中の太平洋戦争」(山中恒著 岩波新書 1989年)。
 これらを読むと、自分のホームページで書こうと思っている随筆「僕の戦争1964」が、ますます書けなくなると同時に、何としても書かなければ、とも思う。
 もっともっと考えて、知ろうと思う。