懐かしささえも今の私のは罪悪感なのだ

 おお私のこの底なしの虚無感よ
 
 そこをのぞき込んではいけない


 落っこちてしまったら


 永遠に底に着くことなく落ち続けることになる


 幼い頃に見た恐ろしい夢のように


 縁から顔を離せ


 しかし絶えることなく湧き出してくる

 
 負の思考は振りほどけない


 愛おしささえも今の私には罪悪感なのだ


 懐かしささえも今の私には罪悪感なのだ