アバター

 珍しく、洋画の、娯楽作品の、ロードショーに行った。観たのは「アバター」。全体としておもしろかった。CGの進歩ぶりにも感心したし、3Dにも驚いた。
 
 内容やそれについての細かい感想は書かないが、感じたことを2つ。
 
 1つは、これまでのたくさんの映画作品の足跡の上に、かなり直接的にこの映画ができているということ。こういうあり方もあるのだと思った。
 
 もう1つは、アメリカの現代史、特にベトナム戦争をかなり客観的に冷静に、アメリカ人一般が感じられるようになったのではないか、ということ。あるいは、アメリカ人の質そのものが、民族的構成を含めて大きく変化したことが、顕著に表れるようになったのではないか、ということだ。
 
 まるで要領を得ない感想だが、観てみれば、あるいは同感だと思ってくださる方もいるかも知れない。
 
 それにしても、たまには話題作を観るのも、良いものだ。