またまたコンサートへ

 寝不足のまま、朝からまずは調布市郷土博物館へ「深大寺展」を見に。
 
 もっと前に行くつもりが、延び延びになって、今日の最終日。深大寺はわが家からも近く、うちの近所の地形と併せて、数年前にその歴史を実地に詳しく調べたことがあり、資料は集めたけどそのまま。しかし、今日は勉強になることがあり、行って良かった。
 
 午後からは、私が所属している世田谷区民吹奏楽団のあるメンバーが、別に所属しているアマチュア金管バンドのコンサートを聴きに目黒へ。
 
 このバンド「コンクシェルバンド」は、伝統的なイギリス式のブラスバンドで、文字どおりブラス(真ちゅう)だけのバンド。木管楽器もある通常の吹奏楽団と異なり、金管楽器と打楽器だけで、しかも、トランペットはおらずコルネット、フレンチホルンはおらずテナーホーン、さらに、バリトンユーフォニアムは別パートになっている。
 
 ビブラートがよく効いた独特のサウンドを聴かせてもらった。ちなみにイギリス映画の名作「ブラス!」に出てくるのも、こうしたブラスバンドだ。
 
 その後、車を飛ばして、我が世田谷区民吹奏楽団の練習へ。
 
 今日は、2月21日に行なわれる「VIVA Brass! 2」(於:世田谷区民会館)の練習。初見の譜面がたくさんある中で、「天国と地獄」序曲(オッフェンバック作曲、吹奏楽アレンジ版)ではバリトンのソロの部分を吹かせてもらった。
 
 そんな慌ただしかった一日も、もうすぐ終わる。家路の甲州街道を急ぐ車の中で「ジューシィ・フルーツ」のベスト版を聴いていると、前照灯に照らされて、車の前をどこまでもどこまでも落ち葉がくるくると舞っていた。
 
 さあ、後は、読みさしの本を、ちょっとだけ開いて、そうして閉じて、おやすみなさい。